ippinのキューレターである大村椿さんが郷土料理の説明や写真を手伝ったコミック「おいしい神しゃま」の第2巻が出ました。
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「おいしい神しゃま」
実はわたしは日曜月曜が浜松、火曜水曜が大阪に出張、帰宅したら、、小学館から送っていただいたこの本がありました。
そしてこの2巻で大幅にページをとっている地が、なんと浜松!
ええ、浜松から帰ってきて、浜松。食べてきたものがコミックの中で紹介されていました。
たとえば、この「しぞーかおでん(静岡おでん)」のページを見ながら、数日前に浜松で食べたのを思い出しましたよ。関西の人に「つゆが黒くてうどんの姿も見えない」と言われる黒いつゆのうどんで育ったわたしですが、それよりもしぞーかおでんは黒い!
茶色じゃなくて黒。そこにたーっぷり魚粉と青のりがかかっていました。卵も大根もこんにゃくも牛筋も見分けつかないでしょ?
しかし、味は意外に食べやすい味。けっっしてしょっぱすぎない味で、東京育ちなのに薄味好きのわたしもおいしく楽しめる味でした。
その味思い出しながら、椿さんのしぞーかおでん解説、色っぽい神しゃまの絵と共に楽しみました。
そして浜松餃子。
本当は円形に並べて、真ん中にもやしが入るのが正統ですが、わたしは食べきれないから少量盛りにしたので、残念ながら並べ方が違い、もやしもなしでしたけどね。
五味八珍という浜松餃子チェーンでいただきました。
しかし、第1巻を読んだ身としては、この第2巻は、気になる出来事が…
「誰だ?」
思わず、第1巻を見直したけど、前はいなかった登場人物が出てきました。神しゃまが見えちゃう女の子。そしてその弟の鉄な人のおかげで、これまでの郷土料理に加えて、鉄道の話と駅弁も登場します。
うん、うん、郷土料理も楽しいけど、駅弁はさらに旅の楽しみ。おいしい楽しみが広がったああ。
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「おいしい神しゃま」