東京では本日デビューの、福島の新しい麺「矢大臣うどん」と、福島の美酒飲み比べイベントが、福島のアンテナショップ、日本橋ふくしま館「MIDETTE」で開催され、ブロガーの一人として、お招きいただいて、楽しんできました。
日本橋ふくしま館「MIDETTE」で購入できるものばかりで作られたご馳走です。
国産小麦の全粒粉の香りが魅力のヘルシーうどん
福島産のりんごの細切りに紅葉漬を載せたオードブルや、福島伝統料理のいか人参が入った小麦粉のせんべいにチーズの麹漬と生七味を載せたオードブルなど、いろいろ福島美味を味わいましたが、その中で主役をはれた矢大臣うどん。
その万能ぶりには目を見張るものがありました。
矢大臣うどんは、いわきの最高峰「矢大臣山」のふもとの高原で育った国産小麦100%のうどん。なんと全粒粉で作られています。
通常、うどんは血糖値を上げやすく、うどん王国香川は糖尿病王国。同じ麺を食べるならパスタのほうがいいと言われるのは、パスタが全粒粉で作られているから。
矢大臣うどんは、うどんながらヘルシー。 そして、まるでそばのように香りの良さも楽しめます。
ベタつかず冷たくても美味しいうどん
最初の試食は素直に冷やして、青ネギとつゆだけで食べる食べ方でした。なんだか、おそばを食べているときのような食感でした。
「茹でても、湯がほとんど濁らないことに驚いた」と、今日の料理を作った、味噌ソムリエのkeikoさんは、おっしゃっていました。
矢大臣うどんと、日本三大うどんのひとつ「稲庭うどん」を食べ比べるため、ゆでて水で流したうどんが並んでいたのですが、矢大臣うどんはくっつかずさっと取れるのに、稲庭うどんのほうは時間を置いたらうどん同士がくっついてしまっていました…というか、ゆでたうどんを置きっぱなしにしておけば、くっつくほうがふつうですよね。ところが矢大臣うどんはくっつきませんでした。
お弁当にでも入れられちゃう、冷たくておいしいうどんです。
箸であげたときに、稲庭うどんが角がややくずれてしまっているのに対して、矢大臣うどんはしっかりと角が立っていました。
▼ ▼ ▼麺が茶色味を帯びているほうが矢大臣うどんで、白いのが稲庭うどんです。
絶品カルボナーラ。洋風な味つけも卓越
次いで登場したのがカルボナーラ。
「うどんでカルボナーラ!?」
と思うでしょ? ところが、これがなんの無理もない、美味なんですよ。
あまりのおいしさにアンコールの声が上がり、さんざん食べて飲んだ後に、再び、作って全員でお代わりをいただいちゃったくらい。
作り方は日本橋ふくしま館「MIDETTE」でいただける「福島美味」新春特大号に掲載されています。
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使われた食材は、チーズの味噌漬け、紅葉漬(鮭の麹漬)、卵です。帰りにお土産に矢大臣うどんをいただいたので、カルボナーラが作れるように、チーズの味噌漬けと紅葉漬を買ってきました~。
矢大臣のおいしい野菜の出汁でけんちんうどんも美味
矢大臣は、しっかりと土を育て、土壌洗浄も不要、連作障害も起こらない、そんな土ですくすく育った有機野菜が有名な地。その矢大臣の野菜を使い、野菜の出汁でけんちんうどんを味わいました。
この野菜がほんと絶品。こんなにアクがなくて、味があるごぼうは初めて食べました。にんじんも甘い。温かくしてもまたおいしい矢大臣うどん。
最後はあたたかい矢大臣うどんに、矢大臣の贅沢にねばりが強いとろろをかけていただいたら、これがまた贅沢な味わいでした。
矢大臣うどんが食べてみたい方は、ぜひ、日本橋ふくしま館「MIDETTE」へ。