■焼きたてのもちもちバンズ、うまっ!
今回のマクドナルド「バンズ工場見学ツアー&新商品試食会」ブロガーミーティングについて、話のタネはいろいろありますが…なにはともあれ、最も印象的だったこと、それは…
焼きたての「もちもちバンズ」、うまっ!
手で割ったときの、ほら、このふわっふわ、もちっもちの断面、見てくださいっ。
■たくさんの厳しいルールに守られたバンズの安全
マクドナルドのバンズの工場を見学すべく、バスに乗って、一路、工場へ。
そろそろ花見のニュースも流れる季節、道すがら、あっちにもこっちにもピンクの春霞。
着いたところは首都圏郊外の工場。
2階建てと言っても、1階の高さが通常の建物の3階分くらいある工場で、新作のもちもちバンズの製造工程を見学させていただきました。
マクドナルドは言わずと知れた、アメリカが大元の会社。そのため、食品の衛生管理システムHACCPの他に、アメリカの食品安全衛生についての監査を行う機関AIBの監査も受けています。
「アメリカの食品安全衛生の基準!? 日本のほうがよくない!?」
と最初は思ったのですが…アメリカの食の安全に関する感覚は厳しい!
あのテロ以降、アメリカでは食品に関しても、テロに狙われることまで考えて、安全を考えています。
折しも、中国の毒入り餃子の犯人がつかまったところですが、食の安全を考えるにあたっては、ああいう故意の犯行まで考える必要がありますよね。
マクドナルドのバンズは、そんな厳しい目でチェックされています。
今日の見学にあたっても、万が一を考えて、製品に落下、混じる危険のあるものは、アクセサリー、携帯電話のストラップなど、一切持ち込み禁止。
工場に入るに当たっては、使い捨てのキャップと白衣、マスクなどに着替えて、手もしっかり洗い、さらにジェット噴射で白衣についたかもしれないホコリも払い、用意された専用靴の裏もペタペタマットで汚れを取られ、さらに中でもう一度コロコロで全身のホコリを取られ…
何重にも衛生に気を配られていました。
さらに製造工程には、原材料に異物混入があってもはじくための仕組み、万が一、製品に何かがあった場合、どこのいつのどの材料を使われて、いつ焼かれたバンズかがすぐわかるようにする記録の仕組みなどをうかがいました。
■6時間もかけて作られるバンズを、1時間に6万個!
もちもちバンズは、まず中種の発酵に4時間、それを分割してから、さらに発酵1時間、オーブンで10分焼かれた後、冷まされます。96度もある焼きたてでは切りにくいし、包装もできないので、25分かけて40度以下まで冷まします。
今回、工場で試食させていただいた、焼きたてのもちもちバンズは、本当に焼きたての、まだ冷ます工程に流す前の、できたてほやほやっのバンズ。
まだ切り目も入れられる前の丸ごとバンズでした。
この後、バンズは切り目を入れられ、包装されますが、なんとバンズ1個に6時間もかかっているんですね。
もちもちバンズに限らず、だいたいバンズはこのくらいの時間、かかるらしいです。
でも、この工場の生産能力は高っ! レギュラーバンズやクォーターパウンダーバンズなら1時間に6万個、ビッグマックバンズで1時間54,240個、イングリッシュマフィンで1時間1万8千個。
すごっ! 1時間に最高6万個は、1998年に工場がスタートしたとき、世界最速だったそうです。いまは調べてないので言いきれないそうですが、現在でも最速クラス。
さてっ、この新バンズ、もちもちバンズを使った新製品の話は「マクドナルド 日本の味 第一弾 てりたまモチモチバンズ」の記事
で…
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