健康食品のイメージがあるDHCですが、スーパーでDHCの極上のオリーブオイルなども見かけ、実はこだわりの食品メーカーでもあるんですよね。
そのDHCが満を持してクラフトビールを創り始めました。
DHCビールの工場は、名水百選に選ばれる柿田川湧水郡で有名な富士山の麓にあります。富士の雪解け水が、地下水脈を通り、数十年とも言われる長い年月をかけてろ過され湧き出しています。
DHCからいただいたクラフトビールの裏のラベルを眺めていたら、「ん?この住所は…」
住所から調べて行ったら、なるほど、DHCは日本のクラフトビールの最初のブーム、ビールの酒税法が改正され、小規模なビール製造が可能になった1994年からほどなくできた、クラフトビールの先駆者の御殿場高原ビールの事業の一部を受け継いでビール事業を立ち上げられたんですね。
当時は「ご当地ビール」と呼ばれていましたが、お土産っぽい位置づけと、それまで日本人が知っていたビールとの味の違いで、消えて行ったビールが多かったのですが、その中で御殿場高原ビールは本格的な味わいで生き残り、「クラフトビール」としてのブームで再び人気を得たクラフトビールメーカーです。
実はわたしは御殿場高原ビールのあるリゾート地「時之栖(ときのすみか)」に何度も行っていて、御殿場高原ビール直営ビアレストランにも行っています。あ、ちなみに「時之栖」内の「御殿場高原ビール」というレストランは、いまもDHCとは別の経営で存在しています。
御殿場高原ビールの事業の一部を継いだということで、どおりでDHCはできたてのクラフトビールメーカーにしてはいろいろこなれているわけですし、一級の女性醸造技師、ホップをはじめとするえりすぐりの原材料の仕入れルートも持っているわけです。
DHCのビールのお取り寄せは
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DHCのクラフトビール
キレのあるのどごしのDHCラガービールは、飲み飽きないビールを追及して生まれたビールです。厳選した麦芽と、ドイツ産・ニュージーランド産の2種類のホップを使って作られています。香り高い爽やかなホップの香りと、まろやかな味わい、キレのあるのどごしが特徴です。
DHCエクストラ スペシャル ビター[アメリカンスタイル]は、苦みの強いエールタイプのビール。キンキンに冷やさないで、しばらく部屋に出しておいた12℃くらいが飲み頃です。グレープフルーツのような柑橘系のホップのアロマがひきたつようです。
すべて御殿場の工場からクール便で直送されます。この夏は産直のビール、いかが?
DHCの産直クラフトビールのお取り寄せは
軽くて飲みやすい「富士燦燦(ふじさんさん)」
わたしはビールが苦手なので、お酒に弱いけどお風呂上がりのビールが好きな連れ合いが飲みました。
とても軽くて、さらっと飲みやすいビールだそうです。
DHCのサイトでも「麦芽の旨み・苦みとともに甘みを感じる、コクのある味わいが特長の、ドイツの伝統的なピルスナータイプのビールです。チェコ産・ドイツ産の3種類のホップを使用した爽快な香りと、スッキリ軽快な飲み口が後を引きます。」と紹介されています。
現在はこの名は業務用ビールとなり、味はブラックラガーに受け継がれています。
初出:2016.6.5 更新:2017.9.20