ベルメゾンのイベントで「30分でいろいろパンミックス」を使ってのベーグルづくりを体験してきました。
こねる際に使ったのは、やはりベルメゾンで売っている「シリコーンボウル」。低温から高温まで耐えるシリコン製で、ボウルごと生地をこねられる優れもの。コツが少々要るのですが、今回はじっくりコツを教わりました。
講師直伝のコツをいますぐ動画で見たい方は
動画【30分でいろいろパンミックス】こねるコツ、丸めるコツ
発酵も事前準備も不要だからスピーディ
パンやお菓子を作ったことがある方ならわかると思いますが、粉を計ったり、ふるったりする事前準備に、地味に時間を取られます。
その点、「30分でいろいろパンミックス」は、たとえばシンプルなパンを作る場合なら、パンミックスに入っている粉とイースト、2つの袋を開けてボールに入れて、水と砂糖を加えたら、後はもうこねられます。発酵しなくてもパンが膨らむ特殊な配合で、袋を開けるところから、最短20分で焼きたてパンが食べられます。
箱に印刷されたQRコードを読み込むと、豊富なレシピが掲載されたページが開きます。
【ベルメゾン】<30分でいろいろパンミックス>ベーグルのレシピ
今回はベーグルを作ったので、加えたのはキビ砂糖、人肌程度のぬるま湯、バター、フライドオニオン。
昔はパンを作る時は、ひとつひとつの材料を加えては混ぜていましたが、この「30分でいろいろパンミックス」の場合は、最初に全部増せてこねてしまってもいいのですが、今回フライドオニオンだけは後にして、残りの材料を全部混ぜた状態で軽くフォークで混ぜて、生地がひとかたまりになるていどまでこねました。
シリコーンボウルでこねるコツ
コツを身につけると、とても便利なシリコーンボウルですが、これを使った生地のこねかたがわからずに、宝の持ち腐れになっていることもあるようです。
1つめのコツ
材料を入れたら、まずフォークで混ぜて、粉っぽさがなくなるまで、粉と水をなじませ、ます。
2つめのコツ
この段階では粉や水が外に飛び出しがちなので、まずは袋の口をしっかりと畳んで、上から押して、また向きを変えて、袋の口を閉じて、上から押して、粉と水を一体にします。
動画を見ていただくと、このあたりのコツがわかります。
今回はここでフライドオニオンを加えます。
3つめのコツ
生地がひとつになったら、口を閉じることを気にせずに、力を込めて、スルジーンボウルの上からテーブルに押しつけるようにしてこねます。この段階では力勝負です。回数よりも強く押しつけることです。
コネ上がりチェックは、丸めた生地の表面で
コネ上がったかどうかのチェックは、生地を丸めたときに、割れてくるかどうかでわかります。表面がつるっとなったら、コネ上がりです。
生地がほんのり人肌になっていることが理想で、なっていなかった場合は電子レンジで電子レンジ500Wで15~20秒加熱します。
パン一つ分ずつのサイズに、生地を切り分けて、整形します。
丸めるコツ、ベーグルの整形のコツ
パン生地を整形するときのコツは、引き延ばして表面をつるんとさせて、余りを裏の中へ中へと押し込めていくイメージです。
ベーグルのドーナッツ型にするときは、丸めた生地をすこし押して、横から見たときに楕円になるように低くして、真ん中に指を突っ込んで、穴を開けます。
そしてその穴に両側から指を1本ずつ差し込んで、指でもう片方の指の周りを周回するようにして、穴を拡げます。
輪になった生地の太さと同じくらいの大きさの穴は必要です。穴が小さいと、生地が膨らんだときに穴がふさがってしまいます。
※レシピでは棒状にして円を作っていますが、この方法の方が簡単です。
霧吹きで水をかけて、オーブン余熱なし20分焼いて出来上がり!
オーブンの天板に整形した生地を並べたら、霧吹きでたっぷりの水を吹きかけます。
ふつうのベーグルは茹でますが、この方法なら簡単に作れます。
後は予熱なしの約220℃のオーブンで約20分焼けば、できあがりです。
おいしいベーグルができあがりました。
シリコーンボウルは、使い方をわかったら、ほんと便利な道具です。
講師直伝のコツはこちら。
動画【30分でいろいろパンミックス】こねるコツ、丸めるコツ
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