■『だし屋が造った 無添加 白だし』はだしの勝ち
『だし屋が造った 無添加 白だし』を、まずそのままお湯で薄めたお澄ましにしてみました。
白だしは元々、白醤油屋さんが料亭の板前さんから、出汁を冷やす手間がかかる茶碗蒸しを作るときに便利なように「出汁入りの白醤油がほしい」と頼まれたことから生まれました。なので、通常、ベースは白醤油。
でも『だし屋が造った 無添加 白だし』は、「だし屋が造った」ので、当然ベースが出汁にあるんですよね。
白だしの味がストレートにわかる、白だしのお湯割りのお澄ましを飲んでみると、これはまさに「だし」。醤油の味よりも、だしの味が立っています。
このだしは、すべて国産のいわしぶし、とびうお煮干し、こんぶ、椎茸から取られています。
味わうと、干し椎茸の味がかなり感じ取れました。実はわたし、干し椎茸が苦手なので、かなり敏感に感じたのかもしれませんが…。
かつお節は使われていないので、「だしの香り」を求める料理向きではなく、干し椎茸で取った出汁を使うような、出汁が少し脇役に回る料理向きの感じがします。
お取り寄せは…
【こだわり商品研究所】『だし屋が造った無添加白だし』
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■忙しいときも、ささっとお吸い物
わたしは新しい調味料を使うとき、いつも最初はできるだけ調味料の味がわかりやすい料理で、少量入れて、味見しながら少しずつ足して、味を試してみ ます。塩気もそれぞれで、いつもとちがう調味料を、いつもと同じ量使うと、味が濃すぎたり、薄すぎたり、失敗の元。最初はまず慎重に!
今回、『だし屋が造った 無添加 白だし』を使うにあたっても、そのものの味がわかりやすいお澄ましから試してみるべきだと思ったわけです。
この日は仕事先からの帰りが遅くて、ささっと作ろうと思うときの我が家の定番メニューのうな丼です。凍庫に欠かさない川口水産のうなぎを袋ごとお湯で解凍、グリルであぶれば、あっという間においしいうな丼。
出先から「お米といで、ごはんのスイッチだけ入れておいて!」
と家族に頼んでおけば、帰宅後すぐ夕食。
こういうときでも、我が家は汁物が欠かせません。
うなぎとくれば、お吸い物ですが、お出汁の味がそのまま出るお吸い物は、インスタント出汁のものだと、人口的な味が下に残って仕方ありません。
その点、『だし屋が造った 無添加 白だし』は無添加。それも天然扱いされて、無添加表示不要のたんぱく加水分解物や酵母エキスさえ使わない、本当に天然のだし勝負の白だしです。
原材料表記がシンプル。いわしぶし、とびうお煮干し、こんぶ、椎茸、塩、砂糖…これだけです。
ただ、先に書いたように優しい味なので、お吸い物の具が味があまりないものの場合は、ちょっぴり醤油をたらしたほうがいい感じです。
■塩分控えめで、ストレート使いもいいかも
『だし屋が造った 無添加 白だし』の色はこんな感じで淡い色。味も淡く、主張し過ぎない感じ。
パッケージに使い方として、何倍にして使うかが書いてありますが、お澄ましのレシピがなかったので、みそ汁の割合で作り、足りなかったので、白だしを足しましたが、それでも、わたしは醤油を足したくなりました。
料理名 | 本品 | お湯又は水 |
うどんだし | 大さじ5 | 5と1/2カップ |
茶碗蒸し | 大さじ1と1/2 | 2カップ |
みそ汁 | 大さじ1 | 2カップ |
おでん | 大さじ3 | 4カップ |
一般の白だしは、お吸い物を作る場合10倍に薄める(白だし1:水9)タイプか、15倍に薄める(白だし1:水14)タイプの2タイプ。
この記事を書きながら調べたところ、15倍タイプで茶碗蒸しを作る場合は8倍くらいに薄めます。
ということは、『だし屋が造った 無添加 白だし』は茶碗蒸しの割合から計算すると、お吸い物は、白だし大さじ1 1/2に、水が4カップ弱になりますね。
うーんっ、それは随分薄そうっ。
どうも、あっさりした料理で、『だし屋が造った 無添加 白だし』を水で割ると、追いがつおしたくなったり、醤油を足したくなる感じ。
だしが足りないというのではなく、かつお節を使ってないだしなので、うどんなど、かつおの香りがほしい料理には追いがつおが必要な感じ。
後に、『だし屋が造った 無添加 白だし』を割らずに、おひたしにかけてみたらいい感じでした。
また、揚げなすの煮びたしを作ってみたら、それにはぴったりでした。油の味が強い料理なので、だしは控えめがいい料理だからでしょうね。
■本日のメニュー
ほうれんそうのお吸い物
うな丼
きゅうりとわかめの酢の物
■本日の特選素材
【こだわり商品研究所】『だし屋が造った無添加白だし』
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