世の中には「○が赤くなると、医者が青くなる」という言葉が3種類あり、その○にはりんご、トマト、そして柿が入ります。日本では一番なじみ深く、なんと柿は沖縄県を除く日本の全都道府県で栽培、出荷されています。
庭に柿がある家は多いでしょう。わたしが生まれた東京の祖母の家にも柿の木がたくさんあり、木登りが好きだったわたしは秋になると柿の木に登り、自分好みに収穫した柿をとっていました。
そんな身近な果物だけに、あまり高額なお金を出して柿を買うイメージはないかもしれません。
でも宮内庁御用達、すべての果物のトップクラスのものを扱っている京橋千疋屋には、なんと1つ1,200円、税込み1,296円という柿が登場しました。
それが鳥取県の「花御所柿」。糖度が日本一高い幻の柿です。
写真は京橋千疋屋でトップセールスをしていた鳥取県知事と石破大臣。
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石破大臣が夢中で食べていた故郷の柿
なぜ、ここに石破大臣が来ていたかというと、この花御所柿の産地が、鳥取県因幡地方に限定されていて、中でも、そのほとんどが清算されている「八頭町」が、石破大臣の実家がある町だからです。
この日から「京橋千疋屋」で柿が売り出され、千疋屋 小田急新宿本館6Fパーラーでは花御所柿を使ったみつ豆とアラモードが売り出されるということで、PRに来たお二人が、そのアラモードを試食したのですが…
いや、石破大臣がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと食べ続けていたのが印象的でした。撮った写真を見たら、記者の質問に答えるために顔を上げているとき以外、口に花御所柿が運んでいるか、次の一口に狙いをつけている写真しかありませんでした。
みずみずしい柿を初めて食べました
祖母の家で一番おいしく熟した柿を食べ放題だったので、お店で買うようになったら、柿をあまりおいしく感じなくなっていました。
柿に関して「みずみずしい」という表現はあまり使いませんが、花御所柿に関しては「みずみずしい」という言葉が合う柿でした。
ふつうの柿は熟しになって、とろけたら水分がある感じですが、その前はわりと歯ごたえのあるがりがりした感じで、みずみずしくは感じません。ところが花御所柿はみずみずしい。硬めの状態でも、口の中で果汁がしみだして広がります。
そして香りがいい。口から鼻に抜ける香りがよくて、さすがに上質の、贅沢な柿だと思いました。
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