横浜髙島屋の地下の食料品フロアが、2019年から増床、増床、4回目の改装で、遂に国内最大級のデパ地下になります。
まずは2021年3月8日にプレオープンということで、先日、プレス発表会で話をうかがい、いろいろ試食してきました。
今回の改装で、さらに充実するのがスイーツ、パン、洋総菜。
詳しく紹介したいブランドがたくさんあるので、この記事ではスイーツにスポットを当て、パンと洋総菜はそれぞれ別の記事で紹介します。
「エシレ・パティスリー オ ブール」
「エシレ・パティスリー オ ブール」は、フランスのエシレ村で作られる最高級の発酵バター「エシレ バター」や、それを使ったスイーツの店。
「サブレサンド」などのスイーツが、贅沢な自分ご褒美として人気を呼んでいて、行列してもなかなか買えないと評判です。
その「エシレ・パティスリー オ ブール」がついに横浜に登場です。
フィナンシェやマドレーヌは店内厨房での焼き立て提供!
「エシレ・パティスリー オ ブール」では、いくつかの商品は、店内厨房で焼きたてを売るそうです。
フィナンシェとマドレーヌを食べましたが、バターたっぷりでしっとりしているのに、重くなく、軽やか。
横浜タカシマヤ限定、バター満喫のバタークリームパイ「ショソン・エシレ」
オープンしたら、すぐ買いに行きたいと思ったのが、横浜タカシマヤ限定の「ショソン・エシレ」。
エシレバターならではの軽やかなバタークロームをたっぷり、パイ生地ではさんだ、エシレバターを存分楽しめるスイーツです。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ
フランスはパリの人気チョコレート専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は、関東では東京にしか店がなかったのですが、神奈川県に初登場として、横浜タカシマヤに出店。
最近のショコラはチョコレート通が、ワインのように難しい顔で吟味しながら食べるものもありますが、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のショコラは、マニアからショコラ初心者まで、誰が食べても、まちがいなくおいしいショコラ。
接待の手土産などにも用いられる、トップクラスのチョコレートです。
わたしも青山店のカフェで楽しんだり、ネット通販でお取り寄せしたりしてきました。
エクレール(エクレア)は横浜タカシマヤ限定
横浜タカシマヤではチョコレートだけでなく、ケーキも扱われ、注目は横浜タカシマヤ限定のミニサイズのエクレール(エクレア)2種。「エクレール ショコラ」と「エクレールキャラメル」。
なかでも「エクレール ショコラ」は感動の味でした。そもそも「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の創始者ロベール・ランクスは「ガナッシュの魔術師」と呼ばれていて、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のガナッシュ(=生クリームを加えたチョコレート)は逸品。「エクレール ショコラ」は、そのガナッシュを混ぜ込んだチョコレートクリームが中に仕込まれていて、食べたときの贅沢ショコラ感がすごい。
ショコラ好きなら、これは絶対食べなきゃ!
ラデュレ
「ラデュレ」は、いまの形、いまのフランススタイルのマカロンを生み出したことで知られる、パリ創業の老舗パティスリーです。
「ラデュレカラー」という、色の名前にもなっているくらいの、ラデュレ独特の淡い色彩のマカロンは、見た目から、女子の心をわしづかみします。
そのラデュレは横浜ではパッケージも横浜バージョンにしていて、赤レンガ倉庫など、横浜の観光名所などを背景にしたパッケージが魅力的。東京の友達に手土産に持って行けば、「なに、この可愛いパッケージ!」と話題が盛り上がること、まちがいなし。
温めると中からとろり……横浜タカシマヤ先行販売の「フォンダン・マカロン」
でも実は一番の注目は…横浜タカシマヤ先行販売の「フォンダン・マカロン」。
濃厚なチョコレートガナッシュのフォンダン・ショコラが挟み込まれたチョコレートマカロン。
中からガナッシュがあふれるフォンダン・ショコラはただでも口福なスイーツなのに、それがさらにマカロン!
大きめのサイズで、食べ応え十二分のスイーツです。
あの「イスパハン」がドリンクになって横浜タカシマヤ先行販売
「イスパハン」はとはピンク色のマカロン生地に、フランボワーズやライチ、バラ風味のクリームをサンドしたパリ発祥のスイーツ。
味も見た目も、本当にキュート。
なかでもラデュレのイスパハンは、渦巻き状のマカロン生地の間を覗くと、フランボワーズがぎっしり並んでいて、その中にバラの香りのクリームが隠されていて、さらに上にはバラの花びらとフランボワーズがデコレーションされていて、ピンクと赤の組み合わせが魅力的で、人気です。
そのイスパハンをテイクアウトドリンクにした「イスパハン・リエジョワ」が、横浜タカシマヤ先行販売で登場します。
飲んでみたら、ふわあと広がるバラの香りと、甘酸っぱいフランボワーズ、あっぷりのクリームで、口の中が幸福に満たされました。
サブレ ミシェル
横浜タカシマヤへの出店が日本初登場となるサブレ専門店「サブレ ミシェル」。
まず目を惹くのがかわいらしいパッケージ。
全15種あるというヴォヤージュサブレは、フランス語の旅を意味する「ヴォヤージュ」と名付けられた通り、パッケージには「美味しい記憶は、しあわせを運ぶ」と、世界中を旅して見た美しい花と景色が描かれています。
パッケージだけでなく、中のサブレも、それぞれの国にちなんだ、いろいろな形のサブレかあって、かわいらしいんですよね。
ショートケーキをイメージしたというケーキサブレは、生ものを買いに出られない日でも、生ケーキを食べている気分を味あわせてくれます。
フルールサンドサブレは、いろとりどりの4種の味わい。
「サブレ ミシェル」は女子への贈り物としてはもちろん、自分を癒すスイーツとしても、絶対買いたくなります。