
明日12/9にオープン予定の「シャルキトリーと熟成肉のお持ち帰り専門店 フレンチデリカテッセン カミヤ」のオープニングイベントにうかがって、おいしさと、店の方たちの情熱を味わってきました。
こちらは ジビエと シャルキュトリーで有名な中目黒のブラッセリー、「ラ・ブシェリー・デュ・ブッパ」が新たに作った物販店です。
ジビエとは鹿やウズラなど、野生の鳥獣のこと。シャルキトリーとはテリーヌやハムなど「豚肉の加工品」を指すフランス語です。
この日はお取り寄せ生活研究家aiko*さんに誘っていただいて行ったのですが、そのほかにみにぃさんやフランス留学経験のあるハクモロさんと、舌の肥えた面々だったのですが、全員がその味にぞっこん。明日のオープンが待ちきれずに今日持ち帰りたいと思ったのですが、販売は明日から。
「明日何時からオープンですか?」と明日早速駆けつける者、クリスマスに「あれと、これを買いに来よう」と計画立てる者…誰もが夢中。
試食させていただいたのは、写真の手前から生ハム、右側が田舎風豚肉のパテ、奥が鹿肉のソーセージ。
どれもおいしかったのですが、わたしが一番気に入ったのは鹿肉のソーセージ。わたしは以前はソーセージが苦手だったのですが、ソーセージ好きの連れ合いにつきあって、ヴルストハウゼ川上などの名店のソーセージを味わううちに、次第に好きになってきたところです。
ジビエの野性味ある味わいは、品の良い神戸ビーフなどとは一味違う舌の喜びですが、かなり強烈な癖を感じることも少なからず、好きになるまでは一苦労する人も多いでしょうが、こちらのジビエはシェフも言っていましたが、まるで嫌な癖がありません。鹿肉のソーセージはジビエの奥深いうまみだけが凝縮した味でした。
また、今日のオープニングで楽しかったのが、シェフをはじめ、スタッフ一人一人までが、質問すれば語りだす熱い思い。
それぞれの肉選びから、スパイス使いまで、熱く熱く語っていただきました。
左の写真は仕上げの熟成庫ですが、後ろのレンガのように見えるのは、なんとピンク岩塩なんですよ! 見た目もきれいですが、岩塩の力でさらにゆっくり、おいしく熟成ができるとか…。
店のすべてに込められた思いが伝わってきます。
うーん、素敵!
シェフも言っていた様に「ハム・ソーセージ屋」ばかりで、テリーヌなど、シャルキトリーをちゃんと楽しめる店ってなかなかないですものね。
しかも、「安すぎですよ」と思わず言ってしまうくらい、良心的な価格。g単位で買えるものも多いし、ちょこまか頻繁に足を運んで、買いたくなるお店です。
フレンチデリカテッセン カミヤ
