友達と話していると「使い切れずにダメにしてしまう調味料」としてオイスターソースがよく挙げられるので、わたしはびっくりします。わたしは少ないときでも週に1回、多いときは毎日のようにオイスターソースを使っているから。
こどもの頃から使っているのは李錦記のオイスターソース。わたしがこどもの頃香港に住んでいて本場で中国料理を学んだ母からも「オイスターソースは李錦記」と言われていました。実際、他のオイスターソースを使うと、決まる味の幅が狭くて、少し少ないと味が物足りず、少し多いと塩っぱくなって、一度で凝りました。
冷蔵庫の半端に残った野菜はオイスターソース味の八宝菜にして片づけることが多いですね。中華料理にはもちろん活躍するオイスターソースですが、隠し味としてもいい仕事してくれます。わたしがよく使うのは、豚肉のショウガ焼き、キノコスパゲティの隠し味。
というわけで我が家のキノコスパゲティのレシピ。
■材料(2人分)
●スパゲティ…160g
●キノコいろいろ適量…ちなみにこの日は椎茸、しめじ、エリンギです。
●薄切りベーコン…1~2枚
●ニンニク…1片
●鷹の爪…1本
●オイスターソース…小さじ2~4杯(キノコの量などにより適宜調節)
●醤油……小さじ2~4杯(キノコの量などにより適宜調節)
●ブラックペッパー…適宜
●オリーブオイル…大匙2
●塩…適量
1)寸胴鍋にお湯を沸かします。
2)椎茸やマッシュルームは半分に切ってから厚めの薄切り、エリンギは長さを5センチ程度に切ってから適宜手で裂くか薄切り、シメジやエノキは根元の土の部分だけ切り取ってばらばらにほぐします。ベーコンは2~3㎝幅に切ります。
3)ニンニクは皮をむいて瓶の底などでつぶします。鷹の爪は輪切り。
4)寸胴鍋のお湯が沸いたら、お湯2リットルにつき塩を大匙2,3杯加えてから、スパゲティをゆで始めます。
5)フライパンにオリーブオイルを大匙2とニンニク、鷹の爪、ベーコンを入れて、弱火にかけ、油にニンニクの香りを移します。
6)スパゲティが茹で上がる3,4分前になったら、フライパンからニンニクを取り除き、キノコを大きいもの、しっかりしたものから入れて炒めます。エリンギ、椎茸、マッシュルームなどが先で、エノキなどは後。
7)スパゲティがゆだったら、軽くお湯を切り、スパゲティをフライパンに加えて、合えます。醤油をたらし、さらにオイスターソースを加えて、ブラックペッパーをふりかけて、味見して、味を調整したら、できあがり。
この日の昼食メニューはキノコスパゲティ。大分名物のYUZUSCOユズスコがキノコスパゲティにはよく合います。
サラダはレタスとミニトマトとインゲンとうずらのゆで卵と豆腐を自家製ゴマドレッシングで合えました。ヨーグルトと紅茶も添えて。