和田さんのお誘いで、銀座「趙楊」の常連の方が主催する会に参加させていただき、本格的な四川料理を味合わせていただきました。
「趙楊」のオーナー料理長である趙楊さんは、中国の伝統の味を伝えるために国家が育てた料理人のひとりであり、四川の金牛賓館国賓宴会料理長を勤めた方。
本来なら中国から出ることのない立場ですが、日本人の奥様と結婚したことから、来日、日本で、中国でも食べられない、中国の頂点の料理の味を披露しています。
■前菜に感嘆
四川料理ですから、麻婆豆腐や、この店で名高い汁なし担々麺の感想から書くべきところでしょうが、わたしにとっては前菜が絶品でした。
うぐい(と聞こえたのですが、合っているかしら?)をトーチーで仕上げた料理(↑右の写真)は、かむほどに味が口中に広がり、しあわせーと感じる味でした。
中央に盛られている、豆腐で作られた麺の食感は独特でおいしく、ついつい、3回もお代わりしてしまいました。
そのほか、クラゲ、バンバンジーソースをかけた鶏などもおいしかったのですが、この前菜、見た目は決して高価そうでも、豪華そうでもないのですが、実はどれも手の込んだ、選りすぐりの素材で作られた料理。
この店に行ったからといって、いつでも食べられる前菜ではないと感じました。
昨夜、銀座交詢ビルの4階、銀座四川料理「趙楊」で本格的な四川料理を味わってきましたが、その際に、銀座交詢ビルの変わりように、思わず感慨。
現在の交詢ビルは2004年に建替えられたビル。
この交詢ビルは、福沢諭吉が設立した日本で最初の会員制倶楽部、「交詢社」のクラブハウスです。本物の日本紳士録を出していたのが、この「交詢社」であり、ここはイギリスにあるような、本物の紳士のクラブでした。
ただ、紳士録は悪用されることが多かったせいか、いまはもう出版されていません。
1880年(明治13年)に建てられた最初のビルは関東大震災で焼失、1929年(昭和4年)に、近世式ゴシック調の第2代目・交詢ビルディングが建てられました。建築好きの間では知られた建物で、2004年に作られた今のビルにも、メインエントランスのファサードが残されていますが、中身は全く変わってしまいました。
わたしは第2代目・交詢ビルディングに行ったことがあります。
まさに紳士のクラブと呼ぶべき、静謐な雰囲気のが漂っていました。確かビリヤード台が置いてあり、まさに紳士の社交場。
現在の、いかにも最近の銀座っぽいファッションビルには寂しい気分。
平等という名の下に、場も心得ない、成金的な生き方が広まってしまったなあ…というのはスノッブな感じ方なんでしょうかね。
先日、広島に出張したのですが、日帰り出張で、広島を味わうひまはありませんでした。
そこで新宿に出かけたところで、昼食は広島アンテナショップへ。
最近、はなまるマーケットでもアン テナショップ特集をしていましたが、宮崎県知事の宣伝のおかげで、アンテナショップが脚光を浴びています。
地元のものが食べられるし、買えるし、たのしいですよねえ!
土曜日の昼だけに隣の宮崎アンテナショップは10人くらいの行列でしたが、広島のアンテナショップの食堂の行列は1人。
外に置かれていたメニューで選んだのは、刻み穴子とろろ飯。
名前を伝えて店内をぶらぶらしはじめたら、すぐに名前を呼ばれてテーブルへ。
テーブルに置かれたお勧めメニューは鯛とろろ定食。鯛の刺身がおいしそうで、かなり心惹かれて、ぐらついたのですが、今日は初志貫徹で、穴子とろろ定食。
写真のとおり、とろろがほとんど見えないくらい、穴子がたっぷり。
右の竹筒の中身ははっさくの自家製のゼリー。ほど良い酸味と甘みがおいしくて、会計の時に思わず、「あのデザートは?」と聞き出した情報です。
3枚目の写真は、東国原知事の宣伝で有名になった宮崎のアンテナショップ内の食堂のメニューです。
このメニューを見て、隣の広島アンテナショップの食堂より、こちらの食堂が人気の理由の一端がわかりました。
安い! 宮崎のアンテナショップの食堂は冷汁など庶民的メニューが多いせいもあるんでしょうが、550円が中心。
広島は900円前後。
今度は時間のあるときに、宮崎のアンテナショップでも食べてきたいと思います!
(2007.7.21)


